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シックハウスと健康の問題

 シックハウス症候群という言葉を知らない人は、ほとんどいません。ところが、シックハウス症候群がどんなものか? という質問になると答えられる人は少ないです。言葉の認知と内容の認知にズレがあるのが今の現状です。

 シックハウスは自分に関係ないと思っている方がほとんどだからだと思います。しかし、実際シックハウス自体は減っていないのが現状です。

 正確にいうとシックハウス症候群に気づいていない方が多いのではないか、と考えられます。シックハウス症候群の症状はアレルギー症状です。一つ一つ見るとシックハウス症候群と判断するのは難しいです。

 先日、こんな相談がありました。「シックハウス症候群みたいなんですがどうしたらいいですか?」

 話しを詳しく聞くと、引越しをしたらなんだか、体調が悪い。鼻がぐずぐずして、目がしょぼしょぼ、喉もむずがゆい。症状を並べてみると、すぐシックハウス症候群だ。とわかるのですが、鼻がぐずぐずするなぁと感じていくのは耳鼻咽喉科。目がしょぼしょぼするなぁと感じていくのは眼科。喉が変だなぁと感じていくのは行くのは内科。

 そうなると、それぞれで診断が下されます。だいたいが、アレルギーですねということで薬も処方されます。シックハウス症候群と診断される可能性が低くなります。そうすると、自分はアレルギー体質なんだ。となってしまいます。

 ここで、シックハウス症候群なのではないか? と自身で気づくのはなかなか難しいようです。冒頭の話も、知人の方と「最近調子が悪いのよ」と話していたところ、知人が「それ、シックハウス症候群なんじゃない?」というところで、ご自身も気づかれたようです。

 シックハウス症候群の症状がすすむと、深刻な問題を引き起こします。中枢神経障害を起こします。化学物質過敏症と診断されます。あまり知られていませんが、この検査は眼科で行われます。眼球の動きに中枢神経が侵されている症状が出るからです。

 また、このシックハウス症候群と診断された方の多くが化学物質過敏症とも診断されます。

 複合的なアレルギーの症状が出ている場合は、シックハウス症候群ではないかと疑ってみることが、大事だと思います。

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